初めまして。こんにちは。
新年明けましておめでとうございます。
富山県に住んでます。ふきのとうです。
元日の能登半島地震におきまして、
被災された皆さんの心痛、計り知れません。
こんな年明け、誰も想像していませんでした。
未だに余震が続いており、心が休まる気がしません。
これ以上、つらい光景が広がらないことを祈るばかりです。
地震発生時、わたしは仕事中でした。
朝7時から夜19時までひとり勤務という、
新年早々、腐りシフトだったのですが
何とか午前の部を終えて、まともな休憩もないまま
チェックイン時間が始まりました。
まだ16時か、早く帰りたいよ、と思っていたそのとき。
地震発生。
……あれ、まだ揺れる？まだ？え？え？
立っていられなくて、カウンターにしがみついて
耐えているうちに、天井点検口のロックが外れて開く。(バーン！)
朝食コーナーで、予備の食器をしまっていた扉が開き、中から茶碗が飛び出す。(ガシャーン！)
棚の上に置いていた懐中電灯が降ってくる。(まじ危険！)
なんやこれえええ
揺れがおさまったあとは、動揺しながらも
とりあえず館内の確認をして回る。
エレベーター停まっとるやんけ！！
防火扉もロック外れとる！！
滞在中のお客様の安否確認もあったので
非常階段を使ってフロアごとにお部屋を回りました。
お部屋では、テレビが倒れて液晶画面が壊れた、
備え付けのマグカップが落下して割れた、などの被害がありました。
お客様の怪我や体調不良はなかったので、幸いでした。
店長到着後、ボイラーなど機械関係のチェック。
電気、水、ガスの使用は問題なし。
客室の全部屋チェックがあったため、新規の予約受付は一旦停止。
問い合わせ、多数あったのですが申し訳ありませんでした。
衝撃の1日を終えて翌日。
2日目は、電話が鳴り止まず。
キャンセルの連絡と、空室問い合わせ。
常に電話が2つ鳴ってる。
30件ほど入っていた予約、全てキャンセルになりました。
退職を控えて、その日がラストシフトだったのですが
何とも忘れられない日になりました。
みんな、普通の正月だと思ってたから
職場に駆けつけようにも、飲酒してて行けないとか
実家に帰省してて行けないとか。
そりゃそうだよね。
2024年、北陸は、復興に心を寄せながら
それぞれの新しいスタートの始まり。
モヤモヤしてる場合じゃない。
自分の心に従って動くぞ！！
